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精神薬と減薬の基本


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断薬741日目

基本的に精神医療の場で処方される薬は、飲んでいる間だけ効果があるものです。
いわゆる対症療法です。
飲み続けて、病気が良くなるものではありません。

それだけならいいのですが、長期連用すると依存・耐性が生じて、薬を止めると離脱症状が出て、止められなくなります。
更に進むと、飲んでいても離脱症状が出る「常用量離脱」という状態になります。

精神薬は、基本的に脳内の物質の濃度を高めて、うつ状態や不安状態を改善しようとします。しかし脳内物質の濃度を高い状態が続くと、それを受け取る受容体がダウンレギュレーションを起こして、減少します。
そうすると、同じ薬の量でも効きが悪くなり(耐性)、薬を止めようとすると離脱症状が起こります。(依存)

精神薬のうち抗不安剤・睡眠薬でよく使われるベンゾジアゼピン系抗不安剤は、依存性のために、欧州では2~4週間以上の処方は認可されていません。
基本が、短期間(2~4週間以内)の服用しか認められていません。

ベンゾジアゼピンを長期連用すると、脳が構造的・機能的変化を起こし、依存・耐性が形成されます。アシュトンマニュアルによると最短で2~4週間です。脳の構造的・機能的変化とは GABA受容体の減少と自律神経の抑制機能の低下です。ベンゾジアゼピンが自律神経の抑制機能低下を支えてバランスが取れているので、ベンゾジアゼピンを減断薬すると、ブレーキが利かない車のように、自律神経が暴走し、離脱症状が起こります。

上記の原理で、減薬するとベンゾの支えがなくなって離脱症状が出る。減薬する前の量に戻すと支えを取戻し離脱症状が収まります。

全ての元凶は、ダウンレギュレーション(受容体減少)です。薬が抗不安作用を強化し、リラックスし過ぎる「過鎮静」という状態が続くと、これは生命にとって危険な状態なので、ホメオスタシスが働き、受容体を減少させて過沈静を解消しようとバランスを取ります。その結果、自律神経の抑制機能が低下した状態が残ります。ベンゾがある間はその機能低下を補助していますが、ベンゾを減断薬すると自律神経が暴走して離脱症状となります。

抗鬱剤で使われるSSRIと呼ばれるものは セロトニンの再取込を阻害してセロトニンの濃度を高め、うつ状態を改善しようとします。しかし体は増えすぎたセロトニンに対して受容体を減らしてバランスを取ろうとします。この状態で薬を止めると、受容体が少ない上にセロトニンの量も減少するので 離脱症状が起こります。

抗不安剤でも抗鬱剤でも同じで、増えすぎた脳内物質に対し、それを受け取る受容体が減少し、脳機能が低下することが、依存・耐性の原因なのです。

受容体の減少という脳のダメージは、回復に時間がかかります。徐々に減薬し、自然治癒力による脳の回復を待つしかありません。
減薬による脳の回復=受容体の回復は、依存・耐性が生じる時の逆の現象を起こそうとしているのです。
過剰な脳内物質がダウンレギュレーションを引き起こしたなら、薬を減らしてアップレギュレーションを引き起こせよい。
減薬で軽微な離脱症状を起こさせ、脳に再びバランスが崩れたことを認識させ、受容体の回復を促すのです。


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2017_08_11

Comments

No. 970 ありがとうございます 

ワイパックスさん、わかり易くまとめていただき、あらためて納得しました。
Lotus   URL   2017-08-13 08:58  

No. 971 ワイパックスさんホリゾンさん 

ワイパックスさんホリゾンさん、昨日海から帰って来ました。不安はありましたが、親しい仲間なので思い切って出かけました。しかしながら、ホリゾンさんが言われていたようにクスリがモチベーションを上げてくれていたようで、1日目はとても楽しめましたが、疲れが出たのか2日目にはセルシンが8mgで大丈夫だったのが、14mgも飲んでしまいました。夜の食事などでみんなが楽しんでいる雰囲気に無理に合わせたのもストレスだったのかも知れません。仲が良いとはいえ、他人は他人、離脱に対して配慮はしてくれません。予想以上にストレスがかかりました。しかしながら、海に入ると、魚もいたりして自然からパワーをもらえた気がします。取りあえず帰宅してからはセルシンはもとの8mgにもどしました。それにしても、元気だと思ってもかなりストレス耐性は落ちていますね。もどかしいですが、妥協点を見つけなくてはと思いました。ただ、海はそれなりに楽しめたのでよしとします。
jin   URL   2017-08-13 09:35  

No. 972  

こんにちは^ ^
本当にいつも分かりやすい記事をありがとうございます。
離脱症状って最初は意味が分からなかったのですが、ワイパックスさんのおかげで、ベンゾ漬けの私の脳でも何が起きているのかよく分かりました。
多くの方が、ワイパックスさんのブログに辿り着き、今の現状を把握して欲しいと願ってやみません…
kobuchoro   URL   2017-08-13 15:16  

No. 973 返信 

■Lotusさん

そう言って頂けると記事をUPした甲斐があります。
知恵袋で回答していると、「精神薬は対症療法である」のような基本的な所を知らない人が多くて、このような記事も必要だと感じました。
記事にするのは、自分の頭の中も整理出来て良いですね。

■jinさんへ

減薬一色にならないよう、日常生活を楽しむことも大事ですね。
大事なのは、知識に基づいて自分でコントロールすることです。
医師よりも誰よりも、jinさんの体を一番知っているのはjinさん自身なので、自分の体は自分でコントロールするのがベストだと思います。、

■kobuchoroさんへ

ありがとうございます。
知恵袋で質問を見るうちに、あまりに基本的な所を知らないので、
この記事をアップしました。
離脱症状も、何も知らないと病気にでもなったのかと思いますよね。
知ってることは武器だと思います。
ワイパックス   URL   2017-08-13 19:09  

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プロフィール

ワイパックス

Author:ワイパックス
ワイパックスを10年間 朝1mg 夜1mg 計2mg/日 服用していた。
過去、減薬の知識が無いままに2回断薬を試みるが、離脱症状の苦痛に耐えかねて断念。

今回は過去の失敗を糧に、十分な知識を得て減薬に再トライする。
ワイパックスはベンゾジアゼピン系の抗不安剤。依存性があり長期連用すると脳に機能的・構造的変化が生じる。具体的にはGABA受容体が減少し、自律神経の鎮静機能が低下する。そこで一気にまたは短期間でベンゾジアゼピンを止めると交感神経系が暴走する。それが離脱症状である。
なので、鎮静機能が低下した脳を、微量ずつ減薬することで徐々機能回復を図る必要がある。

水溶液減薬(薬を水に溶かして飲む量を減らす)で2013/5/12に減薬開始し、2015/8/2に断薬しました。

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