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水溶液減薬の手順(動画)

水に溶かしてワイパックスを漸減する方法を動画にしてます。液体に溶かして減薬する方法は、薬の種類によって向き不向きがあります。水が難しい場合は牛乳を使ったり、粉砕して粉にして重量を計測する方法もお試しください。ワイパックスの場合、水による減薬は 私自身が断薬出来たことと、ブログで関わった4人の方が断薬までたどり着いているので、適性があると思われます。

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ちなみに動画中で溶けずに浮遊している粉はほとんどが添加物(乳糖、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム)です。ワイパックス1mgの場合、錠剤の重さは100mg。 つまり有効成分ロラゼパムが1mgで、残り99mgは添加物です。添加物の溶け具合は無関係で、有効成分の溶け具合が液体減薬の鍵を握ります。


ベンゾジアゼピンにより脳が構造的に変化する

ベンゾジアゼピン系薬剤を長期連用すると、脳が構造的・機能的変化を起こし依存・耐性が形成されます。アシュトン・マニュアルによると、2~4週間以上の使用で依存・耐性が形成される可能性があるそうです。構造的・機能的変化とは、GABA受容体の減少と、それに伴う自律神経系の抑制機能の低下です。自律神経の興奮を抑制出来ない体(脳)になり、薬を止めると自律神経が暴走し、離脱症状
を引き起こします。

ベンゾジアゼピン依存の問題は「脳が構造的に変化を起こしている」ことにあり、薬を体内から抜けば依存が解消するというものではありません。徐々に減薬することにより、
この変化してしまった脳を元に戻す・つまりGABA受容体を回復させ、低下した自律神経系の抑制機能を取り戻し、薬を必要としない体(脳)にすることが、真の断薬へとつながるのです。



減断薬状況

ベンゾジアゼピン系薬剤であるワイパックスを10年間服用。

2013/5/12水溶液による減薬を開始し、2015/8/2 断薬
減薬期間は 2 2 ヵ月 21  

2017 / 7 / 24現在
 断薬723日目   


現在までの経緯

●薬の服用歴
(減薬前までの薬の服用歴です。)

●ワイパックス依存に至った経緯
(いかにしてワイパックスに依存に至ったのかの経緯です)

●過去に減薬に挑んだ時の話
(何も知識がない頃に減薬に挑んだ時の自爆話です)

減薬・断薬の記録

●減薬・断薬日記
(ベンゾとの戦いの記録)

●減薬グラフ&一覧表
(減薬開始~終了の 減薬率の推移グラフと一覧表です)


減薬の方法

減薬はベンゾジアゼピン系薬剤により生じた脳のダメージを回復させていく手段です。脳の回復には時間がかかるので、薬を長期的かつ計画的に微量ずつ減らしながら、離脱症状を最小限にしつつ、自然治癒力による脳の自然回復を待ちます。

●減薬の方法
(私の減薬方法を紹介しています)

●水溶液減薬の手順
(微量減薬の有効な手段である水溶液減薬の手順です)

ワイパックスの水溶液減薬の適性
(ワイパックスは実は水に溶けている?私のブログ関連で4人(私を含む)の断薬成功者を出したワイパックスの水溶液減薬について考察してみました。)

●減薬のコツ&考え方
(私が2年以上の減薬経験で得た減薬のノウハウ・考え方など)

●水溶液以外の減薬法
(水溶液減薬が難しい場合の漸減法)

●ベンゾジアゼピンの減薬・断薬
(2年以上の減薬で得た知識・経験を動画にしました。)
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ベンゾジアゼピンの影響
 
(離脱症状が出る仕組み)

ベンゾジアゼピン系薬剤の継続的な介在の影響で「脳が構造的に変化を起こす」ことが耐性と依存の元凶です。その変化を元に戻していくことが真の断薬に繋がります。ベンゾジアゼピン系薬剤の脳への影響、薬を止めると苦痛を感じる(離脱症状)原理、そしてゆっくり減薬する必要性を解説しています。

●ベンゾジゼピンの影響と離脱症状
(ベンゾジアゼピン長期連用者の脳に何が起こっているのか?)


●ベンゾジゼピンの脳への影響と離脱症状(動画)
(ベンゾの影響を一人でも多く知ってもらうために動画を作りました。)

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脳の回復

●GABA受容体の回復
(減断薬を成功させる鍵は、脳=GABA受容体の回復にかかっています)


減薬の考察

●ベンゾ依存と減薬についての情報
(2年の減薬で得た役に立つ情報をまとめてみました。)


●ホメオスタシス
(耐性が生じるのはホメオスタシスが働くためです)

●苦しまずに減薬するために
(減薬に根性も気合も不要)

●減薬のセオリー
(減薬で守るべきたった2つのこと)

●影響を受けた知識
(ベンゾと戦う武器は 知識)


●情報を取捨選択すること
(無駄・無益な情報を排除し、役に立つ情報だけを取捨選択する)

推奨サイト

●アシュトン・マニュアル
(ベンゾジアゼピン減断薬のバイブル。ベンゾと戦う知識はここで得ました。)


●ジャストアンサー医療
(医師が患者の質問にQ&A形式で答えてくれるサイトで、猫山司氏の減薬に対する回答が簡潔で分かりやすく、減薬の大いなる指針となりました。)


2037_01_01


断薬723日目。

最近、暇があれば、知恵袋の減断薬に関する質問に回答しています。
おかげで、こちらの更新があまり出来てないです。

案の定というか、ほとんどの質問者の方は、ベンゾの脳への影響や、離脱症状の仕組みや、減薬のやり方がわかっていません。
そして回答には質問者の方を混乱に招くような回答が乱立します。
例えば「突然断薬したけど何ともなかった」 「ベンゾを1/4減らしたくらいでは離脱症状は起きない」などです。

私は一応、ベンゾの影響や離脱症状の仕組み、減薬方法を分かりやすく回答していますが、
最近では、ベストアンサーをいくつか頂いたり、感謝の返信をもらったり
一応、少しはお役に立てているようです。
拙い回答ですが、少しでもベンゾ依存から救われる人が増えることを願っています。

回答には、ここのURLも貼り付けてます。
やはり全ての情報を回答だけで書きつくすのは難しいので
このブログに誘導するようにしています。

印象に残ったのは、

まだ学生にも関わらず既にベンゾ漬けにされている方がいました。
子供をベンゾ漬けにするなんて考えられません。
医師も何を考えて処方しているのやら・・・呆れます。
多分、ベンゾの影響に関する知識がないから、処方出来るのだろうと思います。
これから、依存するとわかっていて処方出来るわけがないので。

また暇があれば、回答していきたいと思います。
2017_07_24


断薬712日目

知恵袋の減断薬に関する相談が後を絶ちません。
そして、それに対するまともな回答がほとんど無いことを危惧しています。
なぜ、減断薬の経験もなく、アシュトン・マニュアルも読んだことのない(と思われる)方の回答が乱立しているのか?
とても不思議です。

今日も一つ回答したのですが、
この回答をどう捉えるかによって質問者の方の方向性が変わってきます。

私の回答には必ず、「脳のダメージ」 「脳の変化」 という言葉が入っています。

ベンゾの影響に関して知識の無い方が 
「ベンゾ長期使用で 脳が構造的変化が生じ、ダメージを受けていること」
という現実を受け入れられない方がいます。

何も知らないまま薬を飲まされて、いつの間にか止められなくなり、知らぬ間に脳に構造的変化が生じている。
ショックだと思いますし、その現実を受け入れられないのもわかります。

しかし そこを受け入れることが減断薬を成功させる鍵だと思っています。

長期に渡ってベンゾに晒された結果 脳に構造的変化・ダメージが生じていること。
それを、減薬することにより、年単位の時間かけて回復させる必要があること。

これら受け入れ、理解し、先に進める人が減断薬を成功させることが出来ると思います。


2017_07_12



パキシルの減薬で苦労されている方が多いようです。
パキシルをはじめ、抗鬱剤についてはあまり知識がないので、
今回いい機会ですし、知的好奇心も手伝って調べてみました。

まず私が知りたいのは、パキシルの脳への影響の与え方と離脱症状が起こる原因です。
ベンゾの場合は、ダウンレギュレーション(GABA受容体が減少)による耐性の形成が離脱症状の原因ですが、
パキシルのような抗鬱剤SSRIではどう脳に影響を及ぼすのか?
調べてみることにします。

■たったひとつの冴えないやりかた
ダウンレギュレーション
http://neatthing.blog.fc2.com/blog-entry-247.html


----------- 引用開始-----------------
抗うつ剤はセロトニンがたくさん出るようにする薬・・・ではなく、セロトニンの再吸収を阻害する薬なのだそうです。
シナプス前細胞から放出されたものの、受容体に結合できなかった(余り物の)神経伝達物質は、再びシナプス前細胞に吸収されて再利用されます。(つまり、シナプス間隙の伝達物質濃度は自動的に下がるようになっている)。
セロトニンの再吸収を阻害することで、シナプス間隙にはセロトニンがたくさん存在する状態が続きます。それが続くと、セロトニン受容体にダウン・レギュレーションが起こり、受容体の数が減ります。このダウン・レギュレーションが起こるまでに2~3週間かかるのではないか、と考えられています。

----------- 引用終了 --------------------


まさにベンゾの場合のGABA受容体と同じことが起こっているようです。

つまり、

パキシルが セロトニンの再吸収を阻害して、セロトニンの濃度を高める
      ↓
セロトニン過剰な状態が続くと、セロトニン受容体がダウンレギュレーション(受容体減少)を起こしてバランスを取る。
      ↓
その状態で、減薬するバランスが崩れて離脱症状が起こる。


ということで、原因がわかりました。

さて、どうすれば良いかですが、

もちろんベンゾと同じように考えれば、
時間をかけて微量ずつ減らしながら 

「セロトニン受容体が戻るのを待つ」

ということになりそうです。


あとは、
パキシルならではの特性を見てみましょう。

■医者と学ぶ心のサプリ
パキシルの離脱症状と6つの対策
http://mentalsupli.com/medication/medication-depression/paroxetine/pax-withdraw/


----------------引用開始-----------------------------
パキシルはの半減期は14時間と、短い方ではありませんが、目立って長いわけではありませんね。薬を服用すると、4~5時間で血中濃度がピークにな ります。そこから14時間かけて半分くらいの量になります。残りの5~6時間でさらに薬が抜けていくので、だいたい飲んだ量の40%くらいが身体に残りま す。これが少しずつ蓄積していって、安定します。パキシルの半減期は、ジェイゾロフトやレクサプロと比べると短いです。ですから、半減期をみても離脱症状が起こりやすいといえます。

また、薬の力価(強さ)は高い方です。パキシルは最高用量が40mgであることに対して、ジェイゾロフトは100mgです。1mgあたりの効果は、パキシルの方が強いことを意味します。このことを力価が高いといいますが、力価が高い薬の方が薬の変化が大きいです。このため、離脱症状は起こりやすくなります。

パキシルはこれだけではありません。パキシルは自分の薬の分解を邪魔するという性質があるので、薬の量を増やしていくとドンドンと 濃度が上がっていきます。薬を減らしていくとは反対に、一気にガクンと血中濃度が下がってしまうのです。

これらの3つの大きな理由を含めると、様々な抗うつ剤を比較しても、もっとも離脱症状が起こりやすい薬といえるのです。

-----------------引用終了--------------------------

半減期 14時間で力価が高いというと、ワイパックスと同じような立ち位置ですね。
(ワイパックスは 半減期12時間で中間型で 力価が高い)

3番目の理由

>パキシルは自分の薬の分解を邪魔するという性質があるので、薬の量を増やしていくとドンドンと 濃度が上がっていきます。薬を減らしていくとは反対に、一気にガクンと血中濃度が下がってしまうのです。

がわかりにくいですが、要するに 血中濃度が急激に下がったりして、安定しないということでしょうか?

つまり パキシルの特性として
1.半減期は中間型
2.力価が高い
3.血中濃度が急激に下がる


対処法としては

----------------引用開始-----------------------------
4-5.起こりにくい薬に切り替える
どうしても減量できない場合は、他の抗うつ剤に置き換えることも検討します。


少量ずつ減量することが難しかった場合、離脱症状が起こりにくい薬に切り替えるという方法もとります。
効果が弱く(力価が低い)、半減期が長い薬の方が、離脱症状は起こりにくいといえます。同じ系統の薬からこのような薬に切り替えていきます。この場合、新しい薬を併用して、効果が安定してきてから減薬をしていきます。
パキシルは、抗うつ薬の中ではもっとも離脱症状が起こりやすい薬です。同じSSRIの中で、レクサプロやジェイゾロフトは離脱症状が比較的起こりにくいので、切り替えていくこともあります。

4-6.パキシルCRに切り替える

パキシルよりも血中濃度が安定するので、離脱症状が起こりにくくなります。
パキシルには、改良版の薬であるパキシルCRが発売されています。この薬は徐放剤といって、薬の成分がゆっくりと放出されて身体に吸収されていくようにできています。ですから、パキシルよりも血中濃度が安定するので、離脱症状も起こりにくくなります。

パキシルCRは、パキシルとの置き換えが簡単です。他の抗うつ剤に切り替えるのならば慎重に切り替えていく必要がありますが、同じ有効成分ですのですぐに切り替えられます。ですが有効成分は変わらないので、離脱症状はもちろん起こります。

また、パキシル10mg相当の12.5mg錠剤が一番小さい錠剤です。薬を割ってしまうと、徐放剤の効果がなくなってしまいます。このため、少しずつ減薬が難しくなってしまいます。パキシルを変えるのは不安だけれども離脱症状で苦しんでいる方は、パキシルCRに置き換えてみるのも一つの方法です。

-----------------引用終了--------------------------


ベンゾの場合の、血中濃度の安定のため、半減期の長い セルシンなどに置換することを勧めていますが、抗鬱剤でも同様のようですね。

パキシルの場合は 

>同じSSRIの中で、レクサプロやジェイゾロフトは離脱症状が比較的起こりにくいので、切り替えていくこともあります。

>パキシルCRに置き換えてみるのも一つの方法です。

などに置換する方法もあるようです。

もちろん、ベンゾと同様、時間をかけて、微量ずつ減らして 受容体の回復を待つというのは基本のようです。

今日は調べてみて勉強になりました。
もっと詳しい方がいましたら、補足や訂正をお願いします。


2017_07_05


断薬696日目。


今日、ネットに、年単位でベンゾ数種類を服用していた方が、TMSという治療を受けて、
減薬しないで、離脱症状なしで、断薬出来たとの情報をありました。

TMS は初めて聞く名前で 検索してみたら

「うつ磁気刺激治療(TMS)」 
http://utu-yobo.com/tms.html

というもので、
--------------引用開始----------------------
磁気刺激治療とは、うつに対する新しい治療方法です。
医療先進国のアメリカ発の治療方法で、日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)から、2008年に認可を得ています。
ただし日本ではまだ認可されていません。(※2014年現在)

磁気を用いて脳の特定の部位に働きかけ、脳血流を増加させることによって低下した機能を元に戻していきます。

-----------引用終了-------------------------

というものらしいです。

私自身も、ヘルストロンで血流の改善を促しながら、減薬したので、方向性は間違ってなかったのかもしれません。

いずれにせよ、
減薬期間もなく、離脱症状なく断薬出来たという情報が真実だとすれば、朗報です。

ただ問題は、保険適用外で この方の場合 治療費が 合計70万以上 かかっていること。
それと情報ソースが 匿名掲示板なので、情報の信憑性という面でどうなのか というところです。

他に この治療受けた方がいたら、話を聞かせてもらいたいですね。






2017_06_27


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ワイパックス

Author:ワイパックス
ワイパックスを10年間 朝1mg 夜1mg 計2mg/日 服用していた。
過去、減薬の知識が無いままに2回断薬を試みるが、離脱症状の苦痛に耐えかねて断念。

今回は過去の失敗を糧に、十分な知識を得て減薬に再トライする。
ワイパックスはベンゾジアゼピン系の抗不安剤。依存性があり長期連用すると脳に機能的・構造的変化が生じる。具体的にはGABA受容体が減少し、自律神経の鎮静機能が低下する。そこで一気にまたは短期間でベンゾジアゼピンを止めると交感神経系が暴走する。それが離脱症状である。
なので、鎮静機能が低下した脳を、微量ずつ減薬することで徐々機能回復を図る必要がある。

水溶液減薬(薬を水に溶かして飲む量を減らす)で2013/5/12に減薬開始し、2015/8/2に断薬しました。

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